ボーイ隊ニュース,神奈川県川崎第53団
テキスト ボックス: いつもの斑尾高原スキー場でスキー訓練キャンプを行いました。
BSの参加人数は11名。19:30に団ハウスに集合すると大型バスが待ちかまえていました。ニュースでは今年は例年にない大雪の被害が報道され現地の状況が少し心配です。そんな気持ちも、ふと見るとナンバープレートに長野の文字が。この文字に道中の不安は吹き飛びました。でも、もう一つ心配なのが天気です。予報では2日間とも雨。残念なことに予報が的中し諏訪湖を過ぎたあたりからポツポツと降り出してきました。スキー場に近づくにつれ雨は強くなったり小降りになったりする中、大きな雪の壁が道路の両脇にせり出している飯山の山中を通り予定より早めに宿舎(ペンションピュア)に到着。そして明日の天気を心配しつつ就寝となりました。
朝起きて、恐るおそる窓の外をみると雨は降っていずまずは一安心。今日は斑尾山の北側にある『タングラムスキーサーカス』でスクールに入り訓練を受けます。朝食後、バスで移動。到着したゲレンデは少し狭めですが初めてのコースに新鮮さが感じられました。開校式の後、いよいよクラス別にスキースクールが開始されました。今年のスキー訓練の課題(目的)はスキー章の獲得です。明日の審査に向け真剣に滑っていました。その間、リーダーは自由行動。頂上付近まで昇り景色を眺めましたが全体に靄がかかり残念ながら期待していた野尻湖の姿を見ることが出来ませんでした。滑り始めてまもなくとうとう嫌な雨がポツポツと降り出してきました。昼前には本降りになり急いでレストハウスで雨宿りです。レストハウスには午前のスクールを終えたスカウトが集まって来ました。そして昼食もそこそこに降りしきる雨などまったく気にかける風もなく滑りたくてしょうがないようです。昨年、「もうスキーはしたくない!!」と言っていた上班を筆頭に休憩中は午後の訓練が始まるまでウズウズしていました。
それでもさすがにスクールが終了する頃には、皆、濡れ鼠になり気力も半減のようでした。グローブもグッショリで一度脱ぐともう履くことが出来ない状態です。それでもBS隊はタングラムから斑尾を抜け歩いて宿舎に帰還しました。
雨は降り続き、楽しみにしていたナイトスキーは絶望的になりましたが今年の目玉、『雪上救急訓練』があり、BSだけ早めの夕食をとり救護所に向かいました。荒天のためクローズされたスキー場は真っ暗、その中でポツンと灯かりのともった管理事務所でパトロール隊長の広辺さんが待ていてくれました。室内には色々な道具がぶら下がっています。広辺さんからパトロールの仕方や道具の使用法などを丁寧に教えていただきました。お馴染みの三角巾はもとより、腕などを固定するシーメン、全身を固定する全シーメン、けが人を運搬するアキアボートと言う雪上そりなど様々な最新の道具に感動しました。そして何度も「救急隊の仕事は地味で大変、スキーのインストラクターのような華やかさは全くないけど、この体験で少しでも興味が湧いたなら是非パトロールになって下さい。」とのことでした。また、30年のベテランパトロールでも初めてのゲレンデでは素人同然だそうです。隅からすみまで知り尽くしたゲレンデだから的確な救急が出来るとのことです。